2011年7月29日金曜日

外側、内側の外、内側

瞑想を始めると、「外側の世界」とか「内側の世界」等という言葉を聞く

外側の世界とは、我々が生きているこの物質世界のことである

では、内側の世界とは、目を閉じたとき顕れる内面の世界のことである

ここまでは、通常の精神世界で言われていることである

しかし、実際はこれだけではない

というか、これではあまりに不完全である

内側(内面)の世界にも実は外側と内側が存在する

外側の世界に「自分」と「自分以外」があるように、内側の世界にもこれが存在する

つまり、外側の世界、内側の外、と内側の内(自分自身)がある

貴方が目をつむった時、貴方は暗闇を見るだろう

ここには、暗闇とそれを見ている貴方自身が存在している

つまり、内側の貴方以外(暗闇)と内側の貴方が存在するのだ

貴方は、内側の世界に入り、そこに居る自分に気がつかなければならない
 

2011年7月28日木曜日

思考に巻き込まれる



精神世界の本などに「思考に巻き込まれないこと」というフレーズが出てくる

我々は、思考に巻き込まれて後、思考に巻き込まれていたことを知る

それは、マインドそれ自身の能力による

マインドは、思考に巻き込まれながら、思考に巻き込まれている自分人身(マインド)を見つめる間隙をその機能として持つ

これ故、我々は、思考に巻き込まれていたことに「はっ」と気づく

そして、自分が思考に巻き込まれていたことを知る

では、思考に巻き込まれない為には、如何にすれば良いのか

それは、思考や感情にエネルギーを注がないことである

これも、よく言われていることだ

では、感情や思考にエネルギーを注ぎ込むとは、どういうことか

それは・・・

それは、思考や感情のストーリーに自発的に参加していると言うことだ

我々は、自分から進んで、思考や感情のショーに参加している

例えば、帰りの電車で「昼間課長に怒られたことが思い出される」

すると・・・

我々は自発的に、この感情に参加する

「課長のあの言い方はひどいよな」などと・・・

これに参加しないこと

自分から、巻き込まれに行かないこと