前回の2元と無についての補足です。
まず、前回2元と存在の次元をXY軸で説明しました
これは実は、XYZ軸で本来表現される物です
しかし、いきなり3つの軸を使うとメール(文字)では、難しいと思い、概略として2つの軸で説明しました
で、今回は、これを本来の3つの軸を使って説明します
それには、まず2元です
皆さんは、2元と中道の関係をどのように理解していますか?
ちなみに私は、魚の骨のような物だと思っていました
背骨が中道ですね
そして左右の小骨がそれどれの2元
中道という道があって、それが色々な2元の真ん中をまっすぐに通っている
しかしこれは、間違いでした
では、実際はどうか
全ての2元の中心は1点で重なっているのです
そうですねぇ・・・
例えば、菊の花
左右の花びらが、一つの2元です
そして、それは必ず真ん中を通っている
つまり、2元は必ずXYの交点である「0」を通ります
そして無数に存在する2元という棒が、XY平面を作っているのです
全ての2元の真ん中からは、この平面に垂直に「Z」軸が延びています
これこそが、存在の次元です
故に、XY平面の中心だけが、Z軸と繋がっているので、入り口と言うのです
貴方が、XY平面の中心に立つとき、貴方は未だ2元の中にいます
しかし、Z軸の入り口にも立っているので
そして、この入り口を通ることで、貴方はZ軸、つまり存在の次元へと意識をシフトするのです
その時、貴方はZ軸に居ますが、貴方は0ポイントにおいて2元を含んでもいるのです
さて、ここからは、少し話題が変わります
今回説明した、2元を超えて、存在の次元(Z軸)に入ると、喜怒哀楽が無くなるようなイメージをもってしまいませんか?
2元を超えるということと、無感動になると言うことは、まったく関係がありません
我々は、悟と聖人君主のようになるというイメージがあります
しかし、実態は全くその逆です
まず、集合意識から目覚めますから、「みんながやっているからこれでいいや~」と言うことに異をを唱えはじめます
それから、自分を防御する為に築いた壁を壊し、着ていたコートを脱ぐので、非常に繊細で感受性が豊になります
というか、壁やコートがなくなるので、直接自分自身に届くのです
これとは別に、常に自身を苦しめていた思考や感情、個人的には「妄想」と言う方がぴったりするのですが、それがなくなるので苦しむことが少なくなります
2元を超えるとは、それを置き去りにしてどこかに行ってしまうと言うことではありません
2元に巻き込まれている状態から向け出すということです
抜け出したからといって、2元が無くなる訳ではないのです
何故なら、物質世界こそが2元であり、貴方の体、思考、感情、これらはみな2元なのですから (^-^)