2010年4月7日水曜日

両極(2元)を受け入れる

精神世界の色々な書物で「両極」の事が書かれている

そこには、これらが苦しみであることや、これらをを超えることについて書かれている

ここで、我々は注意しなければならない

確かに、この極みを超えることはできる

しかし、超えることと、無くなることは、違うと言うことを真に理解する必要がある

覚醒し、これらの極みを超えた人に、この極みが無いかというと、そうではない

何故なら、物質世界そのものが2元であるからだ

そして、体とマインドは、この物質世界そのものだから

故に、超えることとはできても、それが無くならないことを理解する必要がある

さて、ここで我々は、この極を超えようとするのだが、その奥をもう一度よく見極める必要がある


奥底では、超えることではなく、この極みから逃ようとか、これを消そうとしてはいないだろうか

極から逃れ、これを消す為に、これらの極を超えようとしてるなら、決してこれを超える事は出来ない

何故なら、2元は、この物質世界の本質であり、マインドそのものであるのだから


我々がこれを超える為に、行うこと

それは、2極がこの物質世界の本質であり、無くならないことを真に理解し、この2極としかと対峙することだ

しかと対峙して、これを真に理解する時、受容が始まる


無くならないことを受け入れる

この時、人は、この極を超える

無くならないことを受け入れる事で、これを超えていく


しかし、これを超えても依然極は存在する

しかし、これを超えたるが故、人はそれに左右されなくなる


真に対峙してそれを認め、そして受け入れる

これが、超えることの秘密だ