精神世界の色々な書物で「両極」の事が書かれている
そこには、これらが苦しみであることや、これらをを超えることについて書かれている
ここで、我々は注意しなければならない
確かに、この極みを超えることはできる
しかし、超えることと、無くなることは、違うと言うことを真に理解する必要がある
覚醒し、これらの極みを超えた人に、この極みが無いかというと、そうではない
何故なら、物質世界そのものが2元であるからだ
そして、体とマインドは、この物質世界そのものだから
故に、超えることとはできても、それが無くならないことを理解する必要がある
さて、ここで我々は、この極を超えようとするのだが、その奥をもう一度よく見極める必要がある
奥底では、超えることではなく、この極みから逃ようとか、これを消そうとしてはいないだろうか
極から逃れ、これを消す為に、これらの極を超えようとしてるなら、決してこれを超える事は出来ない
何故なら、2元は、この物質世界の本質であり、マインドそのものであるのだから
我々がこれを超える為に、行うこと
それは、2極がこの物質世界の本質であり、無くならないことを真に理解し、この2極としかと対峙することだ
しかと対峙して、これを真に理解する時、受容が始まる
無くならないことを受け入れる
この時、人は、この極を超える
無くならないことを受け入れる事で、これを超えていく
しかし、これを超えても依然極は存在する
しかし、これを超えたるが故、人はそれに左右されなくなる
真に対峙してそれを認め、そして受け入れる
これが、超えることの秘密だ