2010年4月16日金曜日

両極を超える

 
今日は「楽しむ」です

さて、皆さんは色々なことを楽しんでいると思います

ですが、よく注意してみると、それと同じ位嫌なこともあるはずです

それが何故起こるのかは、前に書きました

そうでう、2元だからです

通常我々は、2元の片側の「楽しむ」を行っているのです

ですから、当然、楽しみのあとは「苦しみ」がやってきます

楽しさがピークを迎えた後、それが薄れていくとに気が付きませんか

そして、どこかのタイミングで苦しみに変わっていることに

2元の片側の「楽しみ」を追い求めると、必ず対局へと移動するのです

では、覚醒とは何か

それは、ある意味でこの2元を超えることです

これだけではないですよ

ですが、目覚めることで、これらを超えていきます

目覚めるとは、無意識から意識的になることです

自分に起こっている事に意識的になることです

これによって、2元を見つめ始めるのですね

そして、これらを超えていく

超えていく方法は、いくつもありますが、その一つに「両極を受け入れる」というものがあります

通常我々は、苦しいと、なんとかこれから逃れ、苦しみが来ないようにしようとする

しかし、何度も書いているように、片側の極だけ来ないようにできないのです

では、どうするか?

この世界は2元であること、片側だけに留まれないことを、真に受け入れるのです

これが起こると、貴方の中で何かが起こります

(実際には、徐々に受け入れていき、ある時完全にこれを受け入れるのが、多分一番多いケースでは
ないでしょうか)

2元を受け入れた時、何が起こるのか

それは、2元との間にギャップ(隙間)ができるということです

この隙間が、貴方と2元を隔てます

今まで、2元に巻き込まれ一喜一憂していましたが、ギャップできることで貴方はこれと距離を置くこと
ができるようになるのです

さて、ここまだ書くと何か、別なところで同じようなことを聞いた気がする方も多いのではないでしょうか

ステートオブプレゼンス、僕の言葉では「自分自身に気が付いている状態」、もしく「自分自身で在る状
態」です・・・

自分自身に留まるとは、別の角度からこれを見ると、自分自身に留まることで、感情や思考との間にギ
ャップ作ることです

では、このプレゼンスによるギャップと2元を受け入れた時のギャップの差は何か

それは、2元全体を超えようとしていることです

2元による「楽しみ」や「苦しみ」を超えた時、一体そこには何があるのでしょう

それは、これらの三文芝居(「楽しみ」や「苦しみ」)から離れるということです

そこから離れた時、貴方は静けさの中にいます

そう、瞑想でたまに味わうあの静けさです

瞑想で、深く入る時味わう静けさ(暖かさ)

瞑想に深く入るとは、感情や思考が徐々に停止していくこと

そうして、貴方は、ふと気が付くのです「なんて静かなんだ」と

2元を真に受け入れた時、何かが起こります (^-^)

それは、言葉では伝えられない何かです (^-^)