2014年9月8日月曜日

気付くこと 気付かれること

 
何かに気がつくということは、そこに気がつかれたものが必ずある

貴方が、貴方自身に気がつくとき、そこには気がつかれている貴方自身が存在する

通常、あなたは対象物に気がつく

例えば、貴方は、テーブルの上にあるイチゴに気がつく

テーブルの上にあるイチゴは、貴方に「気付かれる」

では、貴方が貴方自身に気がつく場合はどうか

貴方は、貴方がイチゴに「気がつく」のとおなじように「貴方自身に気がつく」

こと時、イチゴが貴方に気付かれているのと同様に、「貴方自身は、貴方に気付かれている」

貴方は、貴方自身に気付くのと同時に、貴方自身は貴方に気付かれている

貴方は、2つの気づきを持つ

気付いている貴方と、気付かれているあなただ

では、貴方が貴方自身を安定的に保つためにはどうするか

気付くことから、気付かれている貴方自身に意識のポイントをシフトすればよい

言葉で書くと、こうなるが、どうやってシフトするのか・・・

『暗闇を見ている、自分自身に気がつく』

これは、貴方が貴方自身に気がつくこと

つまり、貴方はイチゴに気がつくのと同様に貴方自身に気がつく

この時点で、貴方の意識は、気がつく側にいる

ここで、自分自身に気がついたなら、気がつかれている自分を感じる

ここで、気がつくことから、気がつかれている自分自身に意識のポイントがシフトする

貴方は、自分自身を感じる

自分自身に気がつくことではなく、気がついた、つまり気付かれた自分自身を感じる

「気がつくこと」と「気がつかれた者そのものを感じること」

この事を、体験的に理解しておくこと