2016年10月21日金曜日

”覚醒” 気づき と 巻きこまれること



気づくこと 巻きこまれること

「気づくこと」とは、自分の”今”の状態に意識的になると言うことで、それは例えば、喘息で呼吸がしにくく酸素不足で辛いとか、風邪で鼻がズルズルで頭が痛くて咽が痛いとか・・・、そんな自分の状態に気がついていることであるが、それはとても表面的な気づきでしかない

では、いったい何に気付かなければならないのか?

『喘息で呼吸がしにくく酸素不足で辛い』状態のさらに奥を探ってみよう  まず、『喘息で呼吸がしにくく酸素不足菜状態』とは、血中の酸素が不足している状態で、マラソンでゴールしてそのまま何か作業をするような感じで、体を動かすことが非常に大変になる

こんな状態であるため、自分のキャパが狭くなり、とても怒りやすくなる  ちょっとしたことですぐにイライラする  そして、すぐにイライラし怒る

つまり、怒りに巻きこまれるのである

この時、自分は怒りに巻き込まれていると気づいていることで、巻きこまれることから距離をとる
つまり 巻きこまれてはいるが 自己に留まることで正気を保っている そんな状態だ


これとは、別のもう一つの方法

「呼吸ができず、体がだるく、酸素が足りないことでイライラしている自分」に気がつく
もう少し詳しく書くなら「肉体の不快感」と「イライラしている(心の)状態」に気がつく

気がつけたなら、この状態を感じ気がついたまま、エネルギー体の自分を感じ、エネルギー体の自分の静寂さや心地よさに平行して気づき感じていく

これは何をしているかというと、肉体の不快感や心の不快な状態と、自分自身を切り離す といことをしようとしている
不快感に巻きこまれるのでなく、これを不快感として感じそして意識することで これらを切り離し、尚自分自身の心地よい状態を感じそこに留まることで、これらに巻きこまれない状態、つまり切り離された状態を作る

体や心の状態を意識したまま、エネルギー体の自分に留まりその平穏さを享受(感じる)する

怒りや悲しみの渦を 私ではないものとして認識し それに気づきつつ 自分自身に留まるとき 我々はその渦のなかで自己を保つのではなく 渦と自分自身を別なものとして認識できるようになる

それはつまり、巻きこまれることからの離脱である


これの簡単なExercise

体の状態が悪いとき、つまり痛いとか気持ち悪いとかお腹がとてもすいているとか・・・
その時、これらは体が発している情報で、自分自身の状態ではないと思うこと
次に、これらの痛みや不快感を感じつつ、エネルギー体の自分自身にとどまりそのエネジー(心地よさや静寂)を感じる
これができた時、痛みや不快感とエネルー体の自分自身は別物であることが体験的に理解できる

断食をして、とてもとてもお腹がすいたと感じるとき、その空腹感に巻きこまれるか、それとも それは体が発する信号で自分自身はこれとは異なるエネルギー体であると理解し 自分自身に留まり空腹感を感じつつも、自分自身の穏やかなエナジーを享受できるか そして食べたいというマインドから離れて穏やかさの中に留まれるか  そこが分かれ道となる


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