2016年10月30日日曜日
”覚醒” 画像を見ることと 今を生きること
通常人は、今を生きていないと言われる 何故だろうか?
一つは、思考や感情、各自が作り込んだパターンとの同化がある
もう一つ、特定の状況に言葉、つまり名称をつけうることで、それを見たり感じた入りしなくなる
例えば、夕焼けを見たとする
初めて見る夕焼けは綺麗で、あなたはそれに見とれるが、その状況の名前が「夕焼け」だと知る
次に、あなたが夕焼けを見た時、あなたは最初のようには見ない
「ああ・・・、夕焼けだ」という
夕方、空が赤く、お日様も赤く沈む光景を「夕焼け」として認識する
そう、あなたは夕焼けを見ない
あなたは、その光景を、自分の過去の情報と照らしあわせ、この景色は夕焼けだと認識する
もうあなたは、夕焼けを見ていない
目の前の美しい光景を見ていない
その情景を、記憶と照らして、これは夕焼けだと言う
例えば、あなたが初めて雪に触ったとき、その冷たさや柔らかさを感じ、感動したり驚いたりする
しかし、2回目白いそれを見かけたとき、あなたは頭の中の情報と照らして雪だと認識する
もうあなたは、雪を見ていない
あなたは、頭の中の情報をみている
あなたは今を生きていない、あなたは頭の中の情報を生きている
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